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大本山總持寺香積台(こうしゃくだい)(総受付)の正面奥には、木彫りで日本一大きいといわれる高さ約180センチメートルの大黒尊天がお祀りされており、広く参拝者に親しまれている。
この大黒尊天とは、もともとインドの神で、古くから寺院の守護神・飲食を司る神などとされてきた。中国で台所の神となり、日本では農産、福徳の神である大国主神(おおくにぬしのみこと)と習合し温和な福の神となる。のちには開運をもたらす神々とされる「七福神」の一人として、願いを叶え福を授ける神となり、江戸時代以降お正月にこれらの神々を祀る社寺を巡拝する「七福神参り」の風習も生まれた。中でも、大黒尊天は福徳円満な顔に微笑を浮かべ、頭巾をかぶり左肩に大きな袋を背負い、右手には打出の小槌を持ち、米俵に乗るその姿で親しまれ、今日まで広く信仰されている。